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Smart Laser Miniを買ってみました(その3)

ということで、本体の方は組み上がったのでPCと接続して実際にレーザーカットできるところまで確認してみました。

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先にざっとまとめると以下のような流れになります。

  1. Arduinoと接続するためのドライバのインストール(初回のみ)
  2. Pythonのインストール(初回のみ)
  3. ACアダプタを接続して電源を入れる
  4. PCとUSBケーブルで接続する
  5. 制御用ソフト「SmartLaser.exe」を起動する
  6. ブラウザ(FirefoxまたはChrome推奨)で「http://127.0.0.1:4444/」にアクセスする
  7. 「移動・JOG」タブでレーザーヘッドが移動するか確認する
  8. 「原点復帰実行」ボタン(画面上部の家マーク)を押下して原点復帰させる(これは毎起動後に必要)
  9. DXFかSVGで作成されたパスデータをロードする
  10. 「レーザー加工」タブで材料に合わせて出力と速度を設定する
  11. 「加工動作開始」ボタンを押下してレーザーカットする


まずはドライバのインストールですが、これはArduino(MEGA)とPCを接続するためのものですので、今までに接続したことがあればスルーできます。

Pythonは制御ソフトを実行するために必要ですが、これも指定されているバージョン(v2.7)以上がインストールされていればスルーできます。インストールされていなくても「公式サイト」にインストール方法が記載されているので大丈夫です。

ACアダプタとUSBケーブルの接続ですが、特に明記されていませんが自分は何となく1この順番にしています。

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制御ソフト「SmartLaser.exe」は特にインストールの必要もなく、ダウンロードしてきたものをそのまま実行するだけです。スクリーンショットの様に表示されれば、PCからSmart Laser miniに接続できたことになります。あとはブラウザ(FirefoxまたはChrome推奨)から「http://127.0.0.1:4444/」にアクセスすると制御用のインターフェースが表示されます。

…と、さっくり書いてますがここで2点ほどハマったので補足しておきます。1点目はCOMポートとして正常に接続されているのに制御ソフトからまったく認識されないという問題。こちらは昔、「COM番号の値が大きすぎるとソフトが見つけられない」という問題をふと思い出して、COM番号を1桁台に設定し直したら接続できるようになりました。

もう一点が、ブラウザでアクセスすると「Internal Error 500」が表示されてしまう問題です。こちらもアレコレ調べてみた結果、以下のリンク先で解説されている問題に直撃してPythonのインストールが失敗していたということが分かりました。

こちらはリンク先のスクリプトを実行して問題になるレジストリを発見→今は使ってないレジストリだったので削除後にPythonを再インストールで、問題は解決しました。

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無事にブラウザからアクセスできたら、先に簡単に動作チェックです。やはりXYがそれぞれ逆になっていないか、リミットスイッチはちゃんと効くかくらいは確認したほうが良いです。ですので、最初は「移動・JOG」タブのカーソルキーで少しずつ動作を確認して、「原点復帰実行」ボタンで原点が設定できるかを確認しましょう。ちなみに空白部分は左上を原点としてクリックした位置に移動するので最初はクリックしないほうが良いです2

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原点復帰が完了すると、レーザーヘッドはだいたいこのあたりになります。アルミ板もこのあたりに敷いておきます。あと、アルミ板を敷いたら、板の厚みの分だけ付属の治具で高さ調整をするのも忘れずに。

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あとは「ファイル読込」タブでパスデータを読み込ませて、「レーザー加工に追加」し、出力と速度を設定して「加工動作開始」すればカットできます。

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…で、またもやさっくり書きましたが、レーザーカットできるまでに2点ほど山があったりします。1つ目は、読み込めるファイルのフォーマットがシビアということです。特にDXFでは何も考えずに出力したものを使用するとよく上記のようなエラーが出てきて読み込めなかったりします。

最近よく使っているMoi3Dで出力したDXF3ですと、直線と円くらいしか読み取れませんでした。しかも矩形などは出力前に「Separateコマンド」で分割する必要があります。あと読み込めたデータは上下逆になります…。

そんな状況ですので、自分はCorelDrawに持っていってSVGで出力したものを使用しています 。

もう1つは、「出力設定」です。前述のとおり、速度と出力を数値でダイレクトに設定するのでコツを掴むまでトライアンドエラーが必要になります。まあこればっかりは仕方がないので、しばらくは「公式サイトの作品例」を参考にして色々試すしか無さそうです。

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で、やっと紙をカットするところまで試すことができました。作動音はかなり静かですね。というかレーザーヘッドに付いている冷却用のファンが一番うるさいです。あとハサミやカッターで切ることを考えたらうんざりするような形状がサクサク切れるのはなかなか楽しいです。ペーパークラフトソフトなんかと相性がいいのではないでしょうか?4

カット断面も思ったほど焦げ付いておらず、指で触った時の汚れも少ない感じです。ちなみに何度もカットしているとアルミ板が(たぶん)燃えカスで汚れてきますが、これは無水アルコールで拭いてやると簡単に綺麗になります。

ただ、ミスプリントで試し切りをしていたので、いくつか厚みの違う紙が紛れていたので気づいたのですが、少し厚手の紙になるとすぐに切れなくなるので、設定はかなりシビアな感じです。あと切り口がカット中に浮いてレーザーヘッドのカバーに当たって引きづられる、といったこともありましたのでまだまだ使いこなすまでには時間がかかりそうです。

ということで、数回に分けて書きましたが、「Smart Laser mini」は厚物のカットなど期待しなければ値段相応に使える&勉強になる道具だと思います。またオープンソースの2軸のCNC加工機という点で見ても色々と使いどころがありそうです。

ただし、出力が弱いとはいえClass4のレーザーカッターですので、もし購入&使用される場合には細心の注意を払ってご利用下さい。

  1. Thing-O-MaticやRepRapなどのArduinoベースのCNC機を使っていて、先にUSBケーブルを接続するとArduinoが望まないタイミングで電源が入り、動作不良を起こすことが多かったので経験的に… []
  2. 特に最大値側のリミットスイッチは無いので、原点復帰前に右下エリアをクリックするとオーバーランする可能性があります []
  3. 出力設定は「Export type:2D projection / Write curves as:Splines」 []
  4. プリントした紙との位置合わせの方法を考えないといけませんが… []
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