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Eelegoo Mars(1):Eelegoo Mars(非Pro)を買いました(20日ほど前に…)

およそ3週間使用してきましたがその間の所感はTwitterに垂れ流してきましたが、ツイートだと情報が散らばりやすいので久しぶりにBlogの方にに書いていこうと思います。いやぁ、手軽すぎるTwitter良くないデスネ?((ついでに言うと散々放置してたのに自動アップデートしているWordPressも偉い))

なお、せっかちな人は投稿する予定のネタが「こちらのツイート」にぶらさっていますのでそちらをどうぞ。

ということで6/20(土)に注文していたElegoo Mars(非Pro)が届きました。前々から光造形3Dプリンター(の主に解像度の高さ)に興味があったのと、「Elegoo Saturn」がおそらく半値以下くらいでスタートダッシュセールしていたのを運良くポチれてしまったのと、Saturnの到着が2か月後くらいになりそうというのと、「いきなり壊すと保守部品とか手に入らなそうだな~安いの買って練習した方が良いんじゃないかなぁ~」とMarsの紹介動画を眺めていたら1000円引きクーポンがぶら下がっていたので仕方がないです。ええ。




Elegoo Marsは「黒」と「銀」の2種類が販売されており、自分は「銀」を買いました。ちなみに現在は「Elegoo Mars Pro」という後継機も販売されていますので、もし購入を検討するのであれば注意が必要です。あとよく売れているのか玉数が少ないのかちょいちょい品切れになっていることもあります。

ちなみにこのPro版との比較は以下のブログで詳しく紹介されております。



ざっとまとめると以下の部分がアップデートされています。
  • レジンタンクの容量UP(100ml)、容量を示す目盛り刻印された
  • レジンの脱臭機能が追加された
  • カバーにゴムパッキンが追加された
  • 本体後方にあったUSB端子が前方に移動した
  • プラットフォームのネジ止め部の構造が改善されて保持力が強化(触ってズレなくなった)&印刷面に溝がついて食いつきUP
  • Z軸のリニアレール
  • UVランプの強化(印刷速度の向上)
  • ファームレベルでの印刷制度の向上
  • お値段は⁺7000円ほど
ワークサイズや解像度は変わっておりませんが、印刷速度と出力精度が向上しているようです。


ちなみに差分に対する所感ですが、
  • レジンタンク→→→旧式でも特に困らないし、目盛りはマジックで書いておけばよい。形状はコンパチらしいので気になったら後で購入できる
  • 脱臭機能→→→排気から匂ってくるらしく、むしろまき散らしているのでは?というレビューが見かけたので無くてもよいかな?
  • ゴムパッキン→→→カバー外すときにプラットフォームとかに引っかかるので、いらないというレビューを見かけた。もし必要になったらたぶん自作も可能
  • USB端子→→→延長ケーブルで対応可能。むしろ本体前だと後処理作業スペースと被るので後ろで良いかも
  • プラットフォーム→→→ネジ止め部が改善されたものが付いてきた&食いつきも良いので溝は無くてもよかった。気になるなら別売りをしているので後で購入できる
  • その他の印刷速度&精度強化→→→Saturnが来るからいいかな…
と、個人的にはSaturnも来るので非Proで良いかなぁと思い「26,999円(クーポン割引込み)」でポチりました1。逆にSaturnが買えてなければ出力品質が良い方のProを買っていたと思います(笑。



さっそく、一緒に購入したElegooレジン(非水洗い)のクリアグリーンでサンプルデータとして付属してくるチェスの駒をボトルに書かれている「初層60s/8s」初層数はChituBoxのプロファイルの3層でテスト出力してみた2のですが、熱溶融積層と比べてあまりの綺麗さに変な声が出ました。


また内部のらせん構造やトップとサイドに刻まれている文字も綺麗に出ています。さすが0.05mm積層、積層痕も遠目に見たら気にならないレベルです。ただサフを吹いたら気になるかもしれません。


となりの小さい奴はサイズ半分サイズで別に出力したものです。


出力時間は大きい方で1時間40分、小さい方で50分。買ってから知ったのですが、光造形タイプは各層ごとの照射→硬化になるので出力時間が高さに対しての比率になるのですね。なので高さが同じなら横にいっぱい並べたほうが出力時間的には徳になります。あとはどれだけUVライトが強く、硬化時間を短くできるかによります。ちなみにUVライトに対してのフィルタになるLCDは同一面積で解像度が高いほど出力結果が詳細になります。

あと出力直後のプラットフォームにへばりついている造形物ですが、これがかなり硬いです。付属の金属ヘラで隙間にねじ込んで剥がすのですがなかなかコツがいります。自分は最初の3回ほどは破壊してしましました…。



マナプリズム10mmの立方体も出してみました。


せっかくなのでノギスで測ってみました。安い輸入品なので精度はアレですのでXYZで相対的にどうかくらいはわかると思います。こちらはX幅。


Y幅。


Z幅(高さ方向)。


Z幅の数値が大きいのは光造形3Dプリンターの構造上とか出力上の問題によるところがあります。よく見ると底面側が丸まっていたりします。このあたりをどう回避していくかが出力時の角度やサポートの付け方とか光造形3Dプリンターならではのノウハウになってくるようです(勉強中)



キャリブレーションモデルとして良く使用されているものもまとめて出力してみました。熱溶融積層3Dプリンターでパラメーター調整で散々苦労させられたモデルが一発で出せましたのは感動…。サポートも付属&フリーのスライサー「ChituBox」でフルオートで設定したものをそのまま使っています。オーバーハングしている部分も垂れずに綺麗に出ています。


光造形3Dプリンターの面白いと感じたところは、「出力時間」がノズルのパスに依存する熱溶融積層と違って高さに依存するところです(高さがあると時間がかかる、水平方向は面単位で一度に硬化する)。複数のモデルの高さが同じであればどれだけ設置しても出力時間は同じになります。ですので、このように(気分的に)まとめて出せるのも良いところですね。




そんなこんなで光造形タイプに初チャレンジしてみましたがが、同じ価格帯の熱溶融積層タイプと比べるてみるととにかく綺麗に出力されるので、見た目を期待したデータ(フィギュアとかアクセサリーとか)を出力する楽しみが増えました。しかも構造上、個体差が出にくいので熱溶融積層タイプのようにパラメータ調整地獄3のようなめんどくささがないのも良いです。出力開始するといきなり始まりますし(冬場になるとそうもいかないみたいですが…)。

ただし、前述のように出力の仕方によって角が丸まって精度が落ちたり、サポートをつけすぎても後処理が面倒といったこちらならではの悩みもあったりしますが。あと材料がUVで硬化するレジンですので出力後にIPA(イソプロピルアルコール)で洗浄したり、UVライトを当てて二次硬化が必要だったりと出力後の処理も割とめんどくさいです。この辺りは最近だと水洗いができるものや低アレルゲンなもの出てきたのでゆくゆくは改善されていくのかもしれません。



そんな慣れると楽しい光造形3Dプリンターですが最後に一つ大事な「注意事項」があります。光造形3Dプリンターでは色々な「薬品」や「器具」を扱うことになります。UVで硬化するレジンは未硬化状態で触れると「アレルギー」を発症したりします。どんな感じかは「レジンアレルギー」で画像検索するとよくわかると思います。自分もまだ目立った症状は出ませんが、誤って皮膚に触れたりするとその箇所がムズムズしたりします。また未硬化レジンの洗浄で使用するIPAも毒性があったり、UVランプも紫外線ですので長時間の目や皮膚への照射は良くないです。

このように割と危険なものを扱います。ですので換気などを含めた取り扱いによく注意してください4。もし初3Dプリンターをどちらにしようか悩んでいる場合はそのあたりが正しく扱える自信があるかどうかも評価ポイントにしてみると良いでしょう。



ということでしばらくは光造形3Dプリンター、というかElegoo Marsについて気になったことを書いていく予定です。





  1. 正確には他にもレジンとか必要なものがありいろいろ買うとこの値段だけでは済まないのですが… []
  2. 細かい使用方法などは割愛します []
  3. ノズル温度とか、ヒーターベッド温度とか、送風強さとか、フィラメントの質とか… []
  4. 自分もちょいちょいやらかします []
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