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ABS樹脂の扱い方について †
(※まだ編集中)
特徴 †
ABS樹脂の特徴自体については「Wikipedia」あたりを参考にしてください。
意外と硬い。固まった状態でもわりと粘る。
溶けた状態でもかなり粘土は高い。けっこうな細さまで糸を引く。
削る †
金ヤスリや電動ルーターが有効。やや硬いので粗目では紙やすりは不向きかも。
電動ルーターもクレオスの電動コードレスルーターProIIにカッター系ビットを付けて試してみましたが広い面積を処理するなら最初からプロクソンのNo.28525(35w)あたりを購入した方がいいかもしれません。
ただ積層は削っても奥まで積層なので表面の見た目を綺麗にする目的で削るのはあまり意味がありません。逆にホゾ穴といった実用目的や塗装予定なら意味はあると思います。
接着する †
接着には「アクリルサンデー」が使えます。付属の注入器もいいですが、「インジェクター」があると適量が塗布できるので便利です。
サンアロー接着液もいけるらしいですが効果は不明です(一応持っているのでそのうち試します)。
埋める †
ABS樹脂にはエポキシパテが有効らしいです(未確認)
塗装する †
「ABS樹脂 塗装」でググると高確率で「割れる」がヒットします。触ってもわかるとおり、表面は塗料の乗りが悪い上に塗料の溶剤と相性が悪いケースがあるらしいです。塗装した場合はプライマーやプラサフなどの下地処理が必要なようです(未確認)。ただその下地処理がABS樹脂に悪さしないのかとも思ったりするのですがこちらも未確認。
とりあえずミッチャクロンとクレオスのプライマーやプラサフが候補です。
ジョイントパーツを使用する †
色々と試し中です。試作経過は以下を参照してください。
他の色のプラスチックフィラメントを使用する際の注意点 †
プラスチックフィラメントは何色か種類がありますが、他の色のフィラメントを使用するときには最初の数メートルは色が混ざるので注意が必要です。
基本的に「薄い色→濃い色」と切り替えた場合はすぐ(数センチ)に色は落ち着きますが、「濃い色→薄い色」と切り替えた場合は数メートルは濁った感じになります。ただしこれは色(顔料?)によるかもしれません。
ちなみに自分が試した「Natural→Fluorescent Red」では色が落ち着くまでは5メートルくらい必要でした。
あと「Fluorescent Red」はプラットフォームのベルトコンベアにも色が残りました。