*MakerBot Industries Thing-O-Matic [#va524134]
**Thing-O-Maticとは [#g5cc90e9]
「[[Thing-O-Matic>http://wiki.makerbot.com/thingomatic]]((略称はTOM))」とは「[[MakerBot Industries>http://www.makerbot.com/]]」が開発したオープンソースな個人向け3Dプリンタです。3Dプリンタは色々なタイプがありますが、このモデルでは2mm前後の太さのプラスチックフィラメント((材質は基本的にABS樹脂でオプションで[[PLA>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%AA%E4%B9%B3%E9%85%B8]]や[[PVA>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%AA%E3%83%93%E3%83%8B%E3%83%AB%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%AB]]なども選択可能))を約200度に熱したノズルで溶かしながら前後左右に動くステージに積層してプリントします([[参考動画>http://www.youtube.com/watch?v=OzvCqc2jTX8]])。

モデルデータは「[[STL>http://ja.wikipedia.org/wiki/Standard_Triangulated_Language]]」というCAD用のファイルを「Gコード」というNC旋盤などで使用される命令文にコンバートしてプリントされます。モデルデータのインポートからコンバート、命令は専用のソフトウェア([[ReplicatorG>http://replicat.org/]])を使用します。ちなみにモデルデータはOBJファイルやColladaも実験的にインポート可能になっています。モデルデータの準備方法についてはMakerBotの「[[こちらのページ>http://wiki.makerbot.com/how-to-print]]」でまとめられています。

<写真予定:本体全体>

Thing-O-Maticの特徴としては「オープンソース」と「低価格」が挙げられます。

詳しくは調べていませんが、元々は「[[RepRap>http://reprap.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8BRepRap%E7%B4%B9%E4%BB%8B_-_RepRap_in_Japanese]]」という企画から派生しているようです。それゆえ外装の設計図から制御部やコントロールソフトウェアのソースコードまで全て入手することが可能です。

それに関係してか時々ハードウェアのアップデートもかかります。実際に自分が購入して商品が発送されるまでの間にもプラスチックフィラメントの太さが3mmから1.75mmに変更されたり、ノズル周りのユニットが改定されたりしました。

価格は「1299USD」(2011/04/01現在)と一般的な業務用3Dプリンタ(だいたい100~1000万)と比較するとリーズナブルな設定になっています。ただし、精度はそれなりですしキャリブレーションも割とシビアです。なにより最初に組み立てが必要なのでトライ&エラーが必要なDIY作業が苦手な方にはちょっと向かないキットかと思われます(苦笑)。逆にそういった作業が大好きな方にはとてもお勧めです(^^)

ついでにデメリットをもう一点挙げておくとけっこう作動音が「うるさい」です。プリント中は4つのステッピングモータがせわしなく動きますので外装のビビリ音なども含めて音と振動が結構出ます。こちらはチューニングしだいである程度まで落とせますが

あとMakerBot Industries自体が「[[Thingiverse>http://www.thingiverse.com/]]」というコミュニティサイトを運営しており、作成したモデルデータや作品の写真を投稿することができ、ユーザー同士の交流にも一役買っています。(自分もアカウントを作成して時々アップロードしています>[[参考>http://www.thingiverse.com/mah_digilife]])

なお、旧バージョンのモデルには「[[CupCake CNC>http://wiki.makerbot.com/cupcake]]」があります。こちらは基本的な構造は同じですが精度が上がっているようです。まだThing-O-Maticの情報が少ないので、検索するときはCupCake CNC関係の情報も役に立つときがあります。国内でも数名の方が購入し、情報を公開しています。以下は自分が見つけたページのリストです。参考まで。
-[[水星工房>http://suiseikobo.sakura.tv/index.html]]
-[[コメを噛め>http://www.fumi2kick.com/komekame/]]
-[[模型飛行機が好き!>http://momo-machine-works.seesaa.net/]]
-[[ロボットをつくる会>http://www27.atwiki.jp/makerobot/]]
-[[電子工作、JUNK PC等遊び>http://jpd6.blog48.fc2.com/]]
-[[ポケットニュース>http://pocketnews.cocolog-nifty.com/pkns/]]
-[[HotproceedWiki/CupCakeCNC組立説明書>http://hotproceed.com/Wiki/index.php?CupCakeCNC%C1%C8%CE%A9%C0%E2%CC%C0%BD%F1]](日本語)


**購入方法 [#rc1d25f0]
Thing-O-MaticはMakerBotが運営する[[ネットショップ>http://store.makerbot.com/]]から購入可能です。支払方法は「クレジットカード」と「PayPal」が指定可能です(「Online Quote」という項目がありますがよくわかりませんでした:P)。日本への配送は当然可能ですが、UPSになりわりと割高なので本体の他にプラスチックフィラメントや補修部品もついでに購入しておくことをお勧めします。※本体だけで200USDくらいになります。また、40~50USDのプラスチックフィラメント1kg購入するだけでも100USDくらいかかってしまうのでまとめて購入した方がお勧めです。

とりあえず一緒に買った方がいいかなと思われるものをリストアップしておきます。
-[[本体キット>http://store.makerbot.com/makerbot-thing-o-matic.html]]
-[[インターフェースボードキット>http://store.makerbot.com/makerbot-interface-board-kit-v1-1.html]]:これがあるとSDカードにモデルデータをコピーし、スタンドアロンで動作可能になります。ただ、SDカードからのプリントのスタート指令はPCからも送れるので必ずしも必要ではありません。目安としてはPCから離れたところで運転させたいか否かだと思います。
-[[1.75mmのABS樹脂製プラスチックフィラメント>http://store.makerbot.com/plastic.html]]:量はお好みで。目安としては[[ここ>http://wiki.makerbot.com/thingomatic]]にあるウサギのオブジェが50~60gくらいです。最初のキャリブレーションや試作プリントで1kgぐらいは無くなると思った方がいいです。自分は最初に3kgくらい買いました:)。3mmのがありますが旧バージョンとの互換のためなので買わなくて大丈夫です((時期によっては本体キットに1巻きついてきます))。
-[[大きめのバッグ>http://store.makerbot.com/makerbot-baggu-big-botbag-black.html]]:本体がすっぽり入るバッグです(笑)。移動や持ち運ぶ予定があるならどうぞ。[[赤色バージョン>http://store.makerbot.com/makerbot-baggu-big-botbag-red.html]]もあります。
-補修部品
--[[ベルトコンベア>http://store.makerbot.com/thing-o-matic-automated-build-platform-belt.html]]:キットには3つ+αが付属していますが、プリントも回数こなしてくるとわりとヘタってくるので消耗品に近いです。あと[[平面精度を出すための改造>http://blog.makerbot.com/2011/03/21/foil-and-kapton-abp-mod/]]を試すにもいいです。
--[[ノズル>http://store.makerbot.com/mk5-teflon-coated-nozzle-180.html]]:割と頑丈ですが、慣れてないとステージなどにけっこうぶつけますので不安なら一つあるといいかもしれません。


**組み立てメモ [#g39e0e77]
組み立ては基本的には[[MakerBotのWikiページ>http://wiki.makerbot.com/thingomatic-doc:thingomatic-assembly-instructions]]に全て情報が載っています。英語ではありますが、写真の量が多いのであまり困ることはありません。ただ、時々情報が古かったり不明瞭だったり間違ってたりするので各工程でのメモを載せておきます。

なお、組み立てには1~2日、調整に1日くらいみておくとよいと思います。(さらに微調整してハマると1週間くらいかかりますが…)

***Before You Begin(前準備) [#cf3c3891]
専用ソフトウェアのインストールから開梱、必要な工具の収集、組み立て前の下準備について紹介されています。

[[こちらのページ>Thing-O-Matic/Before You Begin]]にまとめました。

***The Build Process(組み立て方法) [#ga306d72]
組み立て方法について紹介されています。

[[こちらのページ>Thing-O-Matic/The Build Process]]にまとめました。

***Using Your Thingomatic(キャリブレーションと使用方法) [#e1f41d4b]
組み立て後のキャリブレーションから試運転、メンテナンスについて紹介されています。

[[こちらのページ>Thing-O-Matic/Using Your Thingomatic]]にまとめました。

**Tips [#g7c44873]
Thing-O-MaticのTipsは[[こちらのページ>Thing-O-Matic/Tips]]にまとめました。


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